一日中、景色がかすんでいる煙霧って何?
かすむ町
この地方の梅雨前線による雨の日々が過ぎ
ふと気付くと
町全体がかすんでいる
数日前から、毎朝早くからかすんでいた。
雨でも降りだしそうなかすみだ。
降るのかな?
しかし、天気予報では当分晴天で、高温が続く予想
かすんだまま、気温・湿度はどんどん上がっている。
このあたりは32℃~33℃
日中、晴れ渡り青空が出ていた時は
薄れていたように感じていた。
今日
朝早くから今の時間まで、もうすぐ日が暮れるが
一日中、ずっとかすんでいる。
そのかすみ方が激しい。
遠くの山は雨でも降っているように、白くなってかすかに輪郭がわかる。
100mくらい離れた近くのマンションも明らかにかすんでいる。
こんな時期に見るのは初めてだ。
それもかすみが濃いい!!
今日は2020年8月7日 夏まっさかりだ。
春はかすみを見る。
黄砂がある。
一昨日、地方の夕方のニュースで
かすみの発生について報道していたので
やはりおかしかったのだ。
かすみの原因は不明
見通しが10キロ未満となる『 もや 』や『 煙霧 』の観測が続いているらしい。
報道による疑われる原因は
①PM2.5の濃度もここ数日『 やや高い 』
②小笠原諸島の西之島の活発な火山活動の火山灰か?
ここから直線距離で1100キロ。
ひまわり8号の衛星画像によると
茶色い火山灰が南西諸島から九州、中国地方へと流れ込んでいるようだ。
③夏の高気圧に覆われ続け、風が弱い場合、
大気中にチリやほこりが増えて、空がかすむことがあるらしい。
一般人からの情報では
④『 水蒸気 』だと言っている。
今日
1週間前からの『 煙霧 』
ということで
九州地方でも報道された。
やはり、はっきりした原因は特定できないようだ。
内容調査はできないらしい。
ちょっと非科学的だ。
いづれにしても
普段は空気中にないものが、舞っているのは確かだ。
空気中の汚染
・・・知らない間に気管や肺の奥まで入り込んでいる
煙霧でなくても、普段空気中にすでに
有害物質
は含まれていた。
今回の煙霧で、空気中の有害物質を考えさせられた。
①窒素酸化物 NOx
工場、自動車の排ガス、家庭から
喉・気管・肺
②光化学オキシダント Ox (光化学スモッグ)
窒素酸化物+紫外線
目の痛み・吐き気・頭痛
③PM 粒子状物質
ばい煙、粉塵
呼吸器疾患、ガン
④SPM 浮遊粒子状物質
肺、気管支に付着
ガン、花粉症
⑤PM2.5 微粒子状物質
肺の奥まで
人の健康にすでに影響している。
近年は呼吸器疾患が増えてきた。
死因第1位のガンでも日本では肺がんが1位となった。
呼吸器疾患は
肺がん、喘息、閉塞性肺疾患(COPD)
呼吸器感染症が4大疾患だ。
『 コロナ 』も呼吸器疾患の感染症だ。
例えばの話・・・
煙霧とは、いったい何なのだろうか?
世界のスモッグの写真を見ていた。
すると、ここ最近
私が毎日見ている光景そっくりだ!!
今回、たまたまと思っていたら
これから先『 煙霧 』が度々繰り返し
それが本当に
あらゆる有害物質の『 スモッグ 』
だったら怖い!!
少なくても、有害物質はゼロではないだろう。
自動車も人口も多い。いろんな作業所も多い。
多種多様だ。
西日本にこのような状況が起きてもおかしくない。
これからは、今までなかったような社会の変化が
必ず起きるだろうから。
なぜなら
生産体制も社会の構造も改善されたわけではないから
今まで、他の地域で起こっていたことが頻発するだろう。
気圧や、風の流れによって
どこの地域に汚染物質が多量に流れるかわからない
日本は狭いのだから
『 新型コロナ 』のために『 マスク 』
をしているが、
実は
大気汚染の有害物質のために
『 マスク 』が必要になっているのかもしれない
生まれた時から
静かだった町も
どんどん変わっていくようだ。
【 大気汚染に関する私の記事の紹介 】
①『煙霧』から『ゲリラ雷雨』へ
2020.8.21 人気です!!
②『温室効果ガスとは何か?』
2020.8.30 人気です!!
③『CO2排出と生活との関わり』
2020.8.30