危機的状況の体感

私の地域では、
数年前線状降水帯により、
土砂崩れのため70人余りが亡くなった。

これは、私の住むところから2~3キロくらいの所だ。

同じ地域でも地形が全く異なる。

その時は夜中から朝方にかけての時間帯のことだった。

みんな、ぐっすり寝ている時間

雷が連続で鳴り響き
あんな雨の状態は生まれて経験したことがない。

雷が家の上や周囲で、何時間か鳴り響いた。

雨もバケツをひっくり返したような状態
というのがあるが

そんなものじゃない。

雨の降り方も異常!!

大きなザーという音が続き

身動きができない

自分の身も危ないのではないかと一瞬思う。

心臓もバクバクした。

かなりの時間じっと不安に耐えた後

外が明るくなり始めるころ
あちらからも、こちらからも

ヘリコプターの音と、救急車のサイレンが鳴り響く

尋常でないことが起きた事は一目瞭然だ。

それから、周囲に何年も災害派遣の自衛隊車両など入り

物々しい状況が続いた。

また、2年くらい前

台風による暴風雨により、
町は水浸し

あっちこっちで土砂崩れが起きた。

国道も高速道も、鉄道もストップ!!

川も氾濫寸前、橋も落ち、田舎への線路も閉鎖
濁流で多くの人が流され、町が破壊した。

こんな状況をごく近くで見た。

私自身、命の危険はなかった。

私の住む県は、ほんとに自然災害はほとんどなく

地震もないので住みやすいと、
言っていた所だ。

それが、こんな状態が次々と起こった。

それで、何が大変か?

流通が麻痺すると

スーパー、コンビニに食品・商品が無くなったのだ。

この時、ある種の恐怖を感じ、

生きて行くことの危機感を体感した。

そして、今回の『 新型コロナ 』だ。

買い物一つでも緊張感がある。

まず、ボーとしていると
トイレットペーパーがなくなり
マスクがなくなり

消毒薬は全く手に入らなくなった。

なんと、みんな素早い!!

保存できる食べ物は
未だにすぐからっぽになる物もある。

これで、生きるためには

何が本当は必要なのか、考え直そうと

私自身思った。

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