日本の「 高齢者 」とは?

日本の高齢者の考え方

   by Pixabay 「Alexas_Fotos」

日本人の寿命は延びているが
一般的な勤めの定年は60歳

仕事によっては一旦定年となり
給料が下がったうえで、
(毎月もボーナス収入も激減する)
仕事が65歳まで更新されたりする。

長年勤め熟練していて、同じ仕事をこなす。
給料が低い=1人前でないとでもいうように
若い者達は有意な立場に立った気になる。

若い人は職場で
「天下を取る」

それまで、
高いポジションだった人がいるのは
煩わしいようだ。


若い者は
『 年寄り扱い 』
かなりいじめもあるのだ。

自分達も、いづれは歳をとっていくというのに・・・

高齢者とされている人の人数

日本人の人口は
2011年以降減少
しているが、
65歳以上は増える傾向だ。

2019年
  日本の人口 1億2593万人
  65歳以上  3601万9千人(28.4%)

  比較
  15-64歳の人口  7481万3千人

2025年予想
  65歳以上  3657万人(30.3%)
2042年予想、ピークをむかえる
  65歳以上  3878万人

2036年 3人に1人
2065年 2.6人に1人と予想されている。

現在は2人に1人ガンの時代だが
2人に1人、65歳以上の時代も凄い!!
若い人や、子供が極端に少なくなる。



     By Pixabay 「 Mabel Amber 」


高齢者とは何歳のことか?

あなたは
高齢者を何歳くらいからだと思いますか?

今現在の日本では
65歳~を高齢者と言っている。

これは、従来からのWHOで定義されてきたものだ。

この考え方に対して、否定的な意見が多くなっている。

実際、私の知っている人達は


70歳代、80歳代でも仕事現役の人が沢山いる。


今回の新政権の内閣の平均年齢は

70歳を過ぎているではないか!!

小池都知事は68歳
「高齢者」?だろうか?

そろそろ時代的にズレがあるように思うのは
私だけだろうか?


人生100年時代の到来

『 人生65歳時代 』

    ↓

『 人生90歳時代 』
    ↓

『 人生100歳時代 』

本当に100歳以上の人は
急速に増えている。

「高齢者」の定義を
65歳→75歳への提唱

2017年
日本老年学会・日本老年医学会により


『 高齢者 』の定義を

   65歳→75歳

が提唱し始められた。

【 何故そう言われているのか? 】


『 若返り』

  5~10年は身体機能の老化が遅くなっている。

②心身の健康が保たれている人が多い。

③社会活動が充分行え、社会の支え手で活動可能。

    by Pixabay 「 Huskyherz  」

一般の人はどう捉えているのか?

高齢者とは
  70歳以上と感じている(29.1%)


支えられるべき高齢者とは

  80歳以上と感じている(25.2%)

私も同じように感じるところはあるが
年齢とともに
病気なども増えてくることから
個人差は大きいだろうと思う。

高齢者の区分

これまでは
   65-74歳 前期高齢者
   75歳~  後期高齢者

これからの考え方
   65-74歳 准高齢者
   75-89歳 高齢者
   90歳~  超高齢者

『 年金生活 』の時代ではなくなる

日本人の平均寿命が延びるのに従って


定年後、
年金だけで生活することは困難になりつつある。

先では

確実に年金は下がり
年金生活というのは時代に合わなくなる。

何等かの方法で働き、
収入を得る必要があると言われている。

現役での活躍年齢が延びて行く?

現役での仕事年齢が長くなっていくと

現在60歳定年から

 20歳ー70歳現役時代となったら

若い人の活躍の場がなかなか来ない?
年功序列型ではなく
実力主義の時代になるだろうか?

若い人も少なくなるから
バランスはとれそうな気もする

【 私の人口、高齢化社会の記事の紹介 】

『 なぜ、専門の老人施設が必要となるのか? 』
              
2020.9.18
『 日本の「高齢者」とは? 』2020.9.17 人気です!!
『 高齢化の加速 』 2020.9.16
『 日本の人口の変化 』
2020.8.18 人気です!!
『 日本人の寿命はまだ延びる? 』
2020.6.29
『 今、私は世界・日本の人口動態を見始めた 』
2020.6.13
『 高齢者の運転 』2020.8.19


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