『 寝たきり 』
本日、2020年9月19日(土)
明日の『 敬老の日 』を前に
数日前から取り付かれたように、高齢者の記事を
書いている私です。
私の祖母の記憶は
私の祖母は昔というのもあって
自宅で亡くなった。
最後まで、母が面倒を見ていた。
病気はなく、老衰だったと思う。
自然に自室から出ないで、生活していた。
3月3日は母の誕生日で
巻きずしを作っているとき亡くなった。
子供や孫に囲まれての老後だ。
by Pixabay 「Pexels」おばあちゃんはぬいぐるみが好き
今は、核家族(夫婦と子供だけ)の時代となり
その後
子供達は独立し
連れ合いは先立ったか、離婚か
元々一人か
高齢者の
単身世帯(独居)が年々増加している。
介護の方向が
居宅(自宅)中心に向かうため
なるべく、
1人で自立して
健康に過ごさなくてはならない時代だ。
現在、介護認定を受けている人達は
独居(1人暮らし)の割合
要支援 40.7%
要介護 55.6%
となっている。
同じように介護が必要でも、
家族で介護できる人がある場合は介護度は低くなる。
その辺りは、介護費用が国・自治体負担が大きいため
厳しい。
「寝たきり」状態とは?
『 寝たきり 』
寂しいし、悲しい響きです。
自分の人生の中で
寝たきりの人に出会った。
『 どうして寝たきりなのか? 』
という視点で考えることはほとんどなかった。
介護認定でいうと
「寝たきり」
というのは介護4~5
というのは、なかなか認定されない。
介護4~5なると
全面的な生活援助が必要だ。
分かり易く言えば
食事は
食べさせてもらうか、胃ろうか、CVか。
(CVとは首の辺りから中心静脈に直接
高栄養を入れること)
入浴も介助。
寝たきりだと、
施設ではストレッチャーに寝たまま移動
入浴介助は複数で行う。
自宅だと、訪問入浴サービスでも
自宅の浴室での入浴はできない。
衣服の着脱も全て介助。
体も自分で動かせない場合は
時間おきの体位交換も必要。
トイレはもちろん行けないので
おむつ交換してもらう。
意識はある人も
無い人もいる。
意識はあっても話せない人が殆どだ。
この段階になると
体のいろんな不備が同時にある事が多い。
発熱、便秘や排尿困難 等
次々に体の変調が起きる。
これが介護4~5ということだ。
(私が詳しいのは看護師資格、ケアマネジャーの
実務経験があるからだ)
介護認定されている原因
1位 脳卒中 マヒが残っていることが多い
2位 認知症
3位 高齢による衰弱・老衰
4位 骨折・転倒 腰、肩、手首、股関節 等
5位 関節疾患 腰、膝 等
認定の理由が一つということでもない。
認知があれば骨折しやすい等
色々組み合わさっている。
原因がわかれば
予防もしやすくなる。
65歳以上の死因
①ガン
②心疾患
③老衰
④脳血管疾患
老化とともに
殆どの人の血管がボロボロになっている。
血管内に
コレステロールのような脂肪が沈着し、狭くなり
血管壁が硬くなり、破れやすくなる。
体の中なので、見えないが・・・
脳卒中とは
①脳梗塞 つまる
②脳出血 破れる
③クモ膜下出血 膜の内側に出血
脳血管疾患とは
脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血に
血管性認知症や高血圧性脳症が入る
生活習慣の見直しをしてみる
あたりまえのようだが
生活習慣が大切だ。
規則正しい生活や食生活の人は
元気で長生きな人が多い。
昔にくらべ
今の高齢者は
5~10歳は機能を維持できていて
『 若い 』
と言われているが、実際は
『 健康寿命 』は
平均寿命よりも10年も短い
ということは
10年は
不自由な生活か、寝たきりなのか!!
【 予防 】は
①暴飲暴食を避ける。
特にお酒、タバコなど注意が必要だ。
②心臓病などは
メタボリック症候群にならないように
肥満防止、糖尿病の管理が必要。
③軽い運動の継続
歩く、スクワット、腹筋など
普通の生活のことばかりのようだ
食も運動も、偏りのない
バランスのとれた生活が必要なようだ。
【 私の高齢者に関する記事の紹介 】
①『 寝たきり 』2020.9.19
②『 なぜ、専門の老人施設が必要になるのか? 』
2020.9.18 人気!!
③『 日本の「高齢者」とは?』2020.9.17 超人気!!
④『 高齢化の加速 』2020.9.16
⑤『 日本の人口の変化 』2020.8.18 超人気!!
⑥『 日本人の寿命はまだ延びる? 』2020.6.29
⑦『 今、私は世界・日本の人口動態を見始めた 』2020.6.13
⑧『 高齢者の運転 』2020.8.19
⑨『 不思議な油 』2020.8.17