脳の学習
脳には特性がある
私は脳生理学者ではありませんが
ここの所、
人の依存性、禁断症状、習慣性のある
『 アルコール 』『 タバコ 』『 甘い物 』等
に触れていると
どうしていつの間にか抜け出せなくなるのか?
何となく考える。
そして、学習すると
それらに触れる時
かなり慎重になり、自然遠ざかっている。
これらはみな共通している。
それは
『 人の脳の特性 』
についてだ。
脳は、学習し拡大させ習慣化していくようだ
嗜好品を経験すると
体感がある。
『 快楽ホルモン 』 が分泌され
『 快 』と脳にインプットされる
これは共通のようだ。
「嫌なこと」や「つらかったこと」を
忘れさせてくれる。
そうすると
脳は自然と回数多く、体験しようとする。
やっかいなことに
『 アルコール 』『 タバコ 』『 甘い物 』等
それ自体に量が増える依存性と習慣性を持っていることだ
人は何か 『 快 』を感じたものに
はまってしまうようだ。
スポーツ・コンサート等
自分を忘れ没頭する。
良い習慣をインプットすることもできる
食べ物だけに限らず
上手な脳の使い方は
『 成功哲学 』 などのように意識して
自分のワクワクする未来を繰り返しイメージしていると
意識が拡大し形になり
そのような自分になっていく。(脳の繰り返し)
『 成功 』すると、面白くなる 『 快 』を
感じ、それを積み重ねていくので
同じ脳の原理が働いていることになる
『 よい習慣の積み重ねが良い結果をもたらす 』
勉強して学ぶのも習慣なら
お酒を飲むのも習慣だ
私達人間は
ある意味、大半
習慣で生活しているようだ。
私は暇があったら、
必要な知識を得るために学ぶ習慣がある。
忙しくてもやる。忙しいほどやる。
小刻みに時間を作ってでもやる。
結果は同じ職場にいても、
超短期間で管理職になり給料も違った。
それは、
若い頃からの習慣が私を創っている。
お酒を飲む人は(依存症で重症の場合)
お金が無くても酒を飲む。
借金してでも酒を飲む。
家庭が壊れても酒を飲む。
何があっても飲むのだ。
向かう方向が違うだけだ。
努力はいらない。
脳がいつのまにか習慣化している
のだ。
『 アルコール依存症 』になる人は
習慣化し、量が増していく。(量は自然に増える)
気が付くと
ひどい依存症となっている。
脳は繰り返しているだけで止められない。
『 飲酒 』 『 喫煙 』 『 甘い物を好き 』
も習慣化して容易には抜け出せなくなる。
中毒症状もある。(血液中のアルコール、ニコチン
糖分が高い)
病気になるまでやめない。病気になってもやめれない。
心の問題に目を向けてみる
悪習にはまってしまったら
自分自身の
『 脳の方向性を変える 』
必要がありそうだ。
とても時間がかかりそうだ。
『 意志や根性 』では到底、脳の特性に勝てない
脳全体に『 快 』が刻印されている。
『 自分を自分でコントロールできる人間 』
になるためには
『 心に目を向けてみてはどうか!! 』
自分の心をもっと知ってみる。
私は人に合わせない。
だから全然いい人ではない。
自分の価値観で動く。
無理して合わすと
自分に無理が来る。
自分が嫌になる。
家族は本音で話す。
自分と言う人間の本当の気持ちや
自分にうそをつかない
自分をごまかさない
そうすると
心が楽だ
いつもそこに焦点を合わせている。
自分の弱さも認める。
いい人を演じない。
できないものはできないし。
お酒に溺れる人から感じられた
『 何か心に弱さがある 』と思ったのは
自分の本当の自分を知らない
出せないのかもしれない。
自分の弱さを
さらけ出すのが怖いようにも感じる。
心の奥でもがいているものがある。
生きるための苦痛や苦悩を
嗜好品でまぎらわせている
そして自分の苦痛を和らげてくれるものを
手放すことができない
『 アルコール 』だけに限らず
薬物、かけ事、
主婦の衝動的な買い物
自分はどんな人間なのかをじっくり
見つめなおすことが、
悪習から抜け出せる方法かもしれない
自分は無縁『 自分はアル中でない 』
と思っていても
飲みたくなるという感覚は
『 アルコール依存症 』の入り口にいるかもしれない
自分も、缶ビールを毎日飲んだり
甘い物がドンドン増えたり
次々買い物をしたりは
自分のストレスを
『 快 』を感じる物に
向けていたと思う。
あなたは、自分を知っていますか?