『煙霧』から『ゲリラ雷雨』へ
最近は夜明けは早い。
朝は早く起きるので
何か所か窓を開けて行くとき
屋外や山の方に目が行く。
ここ2~3日前から、再びうっすらと煙霧を感じた。
今日、2020年8月21日
煙霧が濃い。
どうなるのだろうか?この濃い煙霧は・・・
と思った1週間前ほどではないが
山の輪郭がぼけるような煙霧がかかっている。
本当にこの正体は何なのか?
(「一日中、景色がかすんでいる煙霧って何?」投稿あり)
今日の気温は37℃
ここのところ、ずっとこれ以上の気温だ。
明日から気候が崩れ、雨にもなるようだ。
やっと・・・
2日前、朝起きたら涼しかった。
朝涼しくなった。気持ちいいと感じた。
1日だけだった。
今朝は蒸し暑く、動くと汗が出た。
湿度が高いのだ。
白っぽくかすむ山々
遠くのかすみは『 蒸気 』なのか?
とも思ってしまった。
雨が降り始めると
降り始めた地域から、白くなってくる。
そんな感じなのだが
雨は全く降らない。
あれから地方の報道は全くない。
テレビの報道には8/7以降全くない。
かすむ原因
黄砂 主として大陸の黄土地帯で吹き上げられた
多量の砂じんが空中に飛揚し、
天空一面を覆い、徐々に降下する現象。
煙霧 乾いた微粒子により視程が10Km未満となっている状態。
(湿度75%未満) (気象庁より)
PM2.5 微小粒子物質。直径2.5μm、
(1μmは1mmの1000分の1)
工場や自動車、船舶、航空機などから排出された
ばい煙や粉じん、硫黄(いおう)酸化物(SOx)などの
大気汚染の原因となる粒子状の物質のこと。
粒子状物質の主な発生源
(1)窒素酸化物 NOx 物の燃焼などで発生
・ボイラーや焼却炉などのばい煙
・鉱物の堆積場の粉じん
・自動車、船舶、航空機
・土壌、海洋・、火山の噴煙
・喫煙、調理、ストーブ
(2)光化学オキシダント Ox(光化学スモッグ)
大気中での化学反応で生成(窒素酸化物+紫外線)
・火力発電所、工場、などからの燃料の燃焼によって
排出される硫黄(いおう)酸化物、窒素酸化物
PM2.5とは粒子状物質でも一番小さい物だ。
PM2.5は何が問題なのか?
粒子が小さいため、呼吸器の奥まで入る。
喘息・気管支炎・肺炎
慢性閉塞性肺疾患(COPD)・肺ガンの原因となる。
我が国ではガンが死因の第1位だが
ガンの中でも肺ガンが第1位だ。
1日平均値 35μℊ/㎥以下
先日、アメリカの死因を見たが
日本とは違っている。
心臓病、ガン、コロナと続く。
食生活のせいか?
日本は喫煙や大気汚染などの
呼吸器系に注意が必要そうだ。
県のPM2.5発令情報
0.060~0.099のあたりだ
今日は高い
~0.079 やや高い
~0.099 高い
県全体ではなく、街中、人口が多い所が高い。
県内でも、全く測定されてないところが多い。
やはり、このあたりはかなり飛んでいた。
高濃度汚染時対策(日平均値70μg/㎥以上)
①不要不急の外出や屋外での長時間の運動を減らす
②PM2.5に対応するマスク着用(防塵マスク等)
③屋内では換気や窓の開閉を必要最小限にする。
換気について以外は
③が少々違うが
『 新型コロナ 』と同じ対策が必要だ。
未来への不安
これからの時代
光化学オキシダントやPM2.5による
大気汚染が悪化し
『 新型コロナ 』のような
呼吸器感染症が蔓延した時には
私達は屋外生活は困難になってくるのか!!
今日は買い物で外出しただけなのに
目がかゆい。
そういえば、目がかゆい事が多くなった。
気候変動により
地球温暖化で、夏の気温が
40℃以上の高温になっても
外出はますます出来難い。
私達は陽の当たらない
穴倉での生活が必要になるのか!!
いずれにしても
このまま、環境が変化し続けると
なつかしい
子供時代のような
夕方遅くまで外で遊んでいた生活は
遠のきそうだ。
このPM2.5で
汚染された大気をクリーンにできる日が
これから先やって来るのだろうか?
20日以上ぶりの夕立ちからゲリラ雷雨へ
夕方、台所に立ったら
凄い蒸し暑い熱風と
雨の臭いがした。
この臭いは『 雨 』!!
雨が降り始めた。
毎日、煮えるような午後だった。
気温が下がりそう!!
何か、嬉しくなった。
ところが
真っ白になるような雨が降り始め
すぐ近くで
ピカッ、ゴロゴロ
ピカッ、ゴロゴロ
近所の子供達がキャー、ほんとにすごい雷
まだ続いている。
強烈な雷だ。
15回以上続いている。
光るのも不気味。
近くに落ちた様子。
『 ゲリラ雷雨だ!! 』
午後、地区の天気予報では
雲が全くなかったが
今見ると、市内の上空に
大きな雨雲が出没しているではないか!!
昨日はこのあたりは
6年前の線状降水帯による土砂崩れのため
77人が亡くなった慰霊祭だった。
あの夜中の建物の真上の雷と
バケツをひっくり返したような豪雨を思い出した。
数時間続き恐怖だった。
辺りが明るくなるにつれ
救急車とヘリコプターの音が凄まじかった。
( 「危機的状況の体感」に書いています)
全く、何が起こるかわからない。
外は雨で真っ白。
雷もまだ鳴っている。
メチャ怖い。
1時間も続いた。
雷がごく近く
「バリバリッ」と鳴ると
足が止まる。
【 大気汚染に関する私の記事の紹介 】
①『一日中、景色がかすんでいる煙霧って何?』
2020.8.7 人気です!!
②『温室効果ガスとは何か?』2020.8.30
人気です!!
③『CO2排出と生活との関わり』2020.8.30